地方で働きながらの不妊治療!満身創痍

30代後半、地方で働きながら取り組んだ不妊治療の記録です。

11.2度目の移植-②移植にかける期待

 

 仕事のバタバタと通院で体力的・精神的な消耗は激しかったが、今回の移植にかける期待は大きかった。

なぜなら今回移植するのは初期胚よりも分裂が進んだ胚盤胞

胚盤胞に分裂するかどうかも分からない、微妙なグレードの初期胚を移植するしか無かった前回とは違うのだ。着床しさえすれば妊娠できる!

しかもその胚盤胞はG5 AAという、ほぼ最高グレードのものなのだからおのずと期待は高まるというものである!

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  恐らく不妊治療あるあるだと思うのだが、前回の採卵結果が出た頃から、私はGoogle先生の検索魔になっていた。

もちろんワードは『胚盤胞 移植 グレード 成功率』だ。

元々調べごとが好きだった私は検索にのめり込み、様々な専門クリニックのサイトだけで無く、関連の論文的なものまで読みまくった。

どうやら、グレードによる成功率は諸説あるようだ。その中でG5 AAの胚盤胞だと50%位の確率で妊娠に至ると記載されているものをいくつか見つけ、

『あまり期待してはいけない。』と夫には話しつつ、内心はかなりの期待をかけていた。

葉酸サプリの摂取はもちろんのこと、飲食物の管理、体を冷やさないための服装、ストレッチ体操など、仕事でかなり疲弊し、時間もかなり限られる中、少しでも成功率が上がるならと、妊娠判定の日まで、出来ることは思いつく限り取り組んだと思う。

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 移植日の前日は、何とか定時で職場を飛び出し、ギリギリで実家方面への最終電車(出るのは夕方)に飛び乗り、実家に泊まり、できる限り疲労を取り除いた状態で移植に臨んだ。

移植に向かう直前に食べたのは某有名店の豚カツ(¥3,000)!勝ち負けでは無いが、今度こそ勝つぞ!という、かなり前向きな心持ちだった。

 

 そして移植を受けてから11日後、移植の直前に食べたのと同じ豚カツを食べ、血液検査による妊娠判定のため、夫とクリニックに赴いた。その結果は…。