地方で働きながらの不妊治療!満身創痍

30代後半、地方で働きながら取り組んだ不妊治療の記録です。

16.妊娠後期-⑤風邪の夫を見捨てて里帰りを決意、そして病院へ…

 里帰り予定日の直前に夫が風邪をひいた。 

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 1日眠ったら治まるかと思いきや…体温は38°近くに上昇し、咳はますます酷くなり、ゴホゴホゴホゴホしている。夫涙目、私も涙目…。

 

一方で、母の登場により里帰りの準備はあっという間に終わった。しかし私は、病気の夫にイラつきつつも、一人残して里帰りをして良いものか…と、結構真剣に悩んでいた。

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私『お母さん!準備手伝ってくれてありがとう!でも、あんな状態の夫君を残して帰ってしまって大丈夫かな…。』

母『そうだね…。心配だね…。でもね、一緒にいたらあんたまで風邪が感染る可能性が高くなるよ。』

私『はっ!』

母『今一番に考えるのはお腹の赤ちゃんを無事生むことじゃないの?何の為にあんなにしんどい不妊治療を受けたの?』

私『はっ!(2度目)』

母『夫君はただの風邪なんでしょ?大人だし大丈夫だよ。お腹の赤ちゃんのことを優先してあげて。』

私『そうだよね!』 

 

ということで、私は悟りを開き、予定通りの里帰りを決めた。

 

夫の風邪につき合っている場合では無い!

 

最後まで引っかかったのは…やはり羊水が少ない問題だった。居住地の地方から実家までの片道3時間の道のりのほとんどは山間部で、体調に異変が生じても、産科どころか病院さえ見つけ難い所が多い。

このまま帰路につくことにどうしても不安があった私は、里帰り当日の午前中に、思い切って病院に行き、長時間の移動に耐えられる状態か医師に確認してもらうことを決めた。

 

そして、その診察で羊水が少なくなった真相を知ることになったのだ…。