地方で働きながらの不妊治療!満身創痍

30代後半、地方で働きながら取り組んだ不妊治療の記録です。

16.妊娠後期-⑥羊水が少ないと言われた真相

 私の里帰り直前に、風邪をひき38°の熱にうなされていた夫を見捨てて里帰りを決めた。

後は3時間の移動に耐えられる状態か、病院に確認しに行くだけだ!

baby-waiting-blog.hatenablog.com

前もって予約している通常の検診と違い、飛び込みの診察はとにかく待たされる。というか、広大な地域で唯一産科を標榜している通院病院は、予約しているはずの定期的な検診でさえも1時間以上待たされることはざらにあったので、飛び込みの診察の場合は…推して知るべしである…。

そして、その病院で出産をしない妊婦は診察を受ける先生を選べない。

 

 やっと診察の順番が回って来たので診察室に入り、午後から3時間かけて電車に乗って里帰りするので、羊水のことも含めて赤ちゃんは大丈夫そうか確認して欲しい旨、先生にお願いした。

その日は羊水が少なくなったと診断した先生とは違う先生だった。

 

エコーを見ながら…

私『先生…、羊水は…赤ちゃんの様子はどうですか?今日里帰りしても大丈夫ですか?』

先生『羊水、ちゃんとありますよ。赤ちゃんの心音も…大丈夫です。』

私『えっ!』

先生『今となっては理由は断定できませんが、羊水って胎児が飲み込んでおしっことして出すことで循環してるんです。前回、たまたま凄く凄く飲み込んだ直後に検診したのではないでしょうか…。たま〜にそういうことがあるんですよ。』

私『えええ〜!』

先生『とにかく、里帰りしても大丈夫ですよ。』

f:id:baby-waiting-blog:20200105175042p:plain

夜な夜な羊水過少について検索していた際、同様の事例を見つけたことはあったが、まさか私がそのケースに当たるとは…。

ほっとした…。凄くほっとした…。

と、同時に、そんな可能性も有るのだったら、不安になるようなことを言う時に伝えといてよ!先生!

私の10日間の心労寝不足を返して!

と、前の先生に対する不満がムクムクと膨れて上がってきた。

 

ただ、とにかく赤ちゃんに問題は無いとのことで、拍子抜けしつつも気分は上々!

さあ、後は実家に帰るだけだ!

ここ数ヶ月で一番希望に満ちた状態で母と供に実家への帰路についた。

f:id:baby-waiting-blog:20200117210451p:plain

夫『妻ちゃんまたね…。』

取り残される夫だけが涙目だった(笑)