地方で働きながらの不妊治療!満身創痍

30代後半、地方で働きながら取り組んだ不妊治療の記録です。

18.不妊治療総括-⑤夫目線

 引っ越しや育休明けの会社復帰の準備などでしばらく更新できませんでした。投稿を再会していきたいと思っているので、引き続き読んでいただけると嬉しいです。

 

 長引く不妊治…その時夫は!?ということで、不妊治療について夫にも感想を聞いてみた。

 私達は原因不明不妊で、これだという原因が最後まで見つからなかった。よって、夫は、マイクロTESE等(勇気のいる手術なので詳細は省きます。玉ひゅんです。)などの男性用の治療はせずに済んだ。

夫が受けたのは、治療開始時の精子の検査と病気や抗体の検査、体外受精に突入してからは受精用に凍結する精子を放出した位で、体外受精に突入し、2〜3日毎に地方から通院する必要があった私の負担と比べると、かなりマシな状況だった。

 

そのせいで治療に疲れ果て満身創痍になった私から、

『あなたはいいよね。』

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というようなことを言われ、八つ当たりされていたのだが、夫は耐えて立派にサンドバッグの役割を果たしてくれた。 

baby-waiting-blog.hatenablog.com

そんな夫に不妊治療の感想を聞いてみたところ、

『妻ちゃんが大変そうだった。』

とのことだった。

どう大変そうだったのか詳しく聞いてみたところ、

不妊治療中って、頑張りが結果に必ずしも反映されるわけでは無いから、先が見えない中でのしんどい治療と通院は、本当に大変そうだった。。。まあ、ぼくも八つ当たりされるのはしんどかったけど(笑)』 

と言われた。

 

夫君、サンドバッグにしてごめんよ。。。

 

しんどい辛いと定期的に口に出してはいたが、2人で治療のしんどさそのものについて話し合ったことは無かった。が、何と私の感想とほぼ同じだったのだ。

 

やはり治療の辛さはそこなのだと実感した。

 

受験勉強や仕事の修羅場は期限が決まっているから頑張れる。泣いても笑っても、試験や締め切りが来れば終わってしまう。でも、不妊治療はそうはいかない。。。

出口が見えなかったトンネルを何とか抜け出すことができたのは、同じ目線で物事を見聞きして考えている夫君がパートナーだったからこそだったと、しみじみと感じた。

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と、キレイにまとめようとしていたのだが…最後に夫に、

『私が夫君に八つ当たりしてた時、どんな気持ちだったの?』

と聞いてみたところ、

『話しほとんど聞いて無かった。うんうんうなずくのはタダだし、心を無にして聞くフリをしてた。』

と言われてしまった!!!

美談が台無しである。

うなずくのはタダって…。

まあ、妻のヒステリーを宥める夫というものはこんなものなのかもしれない。。。