地方で働きながらの不妊治療!満身創痍

30代後半、地方で働きながら取り組んだ不妊治療の記録です。

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

9.体外受精への挑戦2(トライ アゲイン)-②2度目の採卵と仕事との両立

体外受精2巡目。一から方針の再検討である。 といっても、移植は指定日にクリニックへ行くだけなので、患者に選べるのは排卵誘発方法位だ。しかしこれがとても難しい。どの方法を選択するかで採卵に向けた通院回数=仕事への負担 が、大きく変わってくるから…

9.体外受精への挑戦2(トライ アゲイン)-①治療を継続するのか

体外受精を0から再挑戦しなければならなくなった絶望は大きかった。 baby-waiting-blog.hatenablog.com 受精卵には各段階に応じてグレードがあり、一般的にグレードが高い方が妊娠率が高くなると言われているのだが、私が移植した初期胚のグレードは5段階評…

8.体外受精への挑戦-⑤初期胚移植 かかる大金 たまった仕事 体調不良 そして…

無事初期胚に至った受精卵ちゃんを移植するためクリニックに急いだ。 baby-waiting-blog.hatenablog.com 初期胚の移植は麻酔を使う必要もなく、採卵よりかなり楽だった。受精卵ちゃんを子宮に入れてもらう時、 先生が『今、入ってますよ~。』 と声をかけて…

8.体外受精への挑戦-④採卵後の卵子ちゃんの経過

通院していたクリニックでは、状況に応じて初期胚と胚盤胞どちらを子宮に移植するか選択する。 卵子を複数個採取でき、受精後の分裂もうまくいった場合は、初期胚と胚盤胞、それぞれ保存したりすることもあるらしいのだが…、今回はたった1個の卵子しかなかっ…

8.体外受精への挑戦-③いざ採卵へ!

仕事のストレスがMAXの状態で、採卵日も含めた3回の2日に1回の通院と、服薬、注射3回(採卵前の2回の通院時に注射をしてもらったので、自己注射は1回で済んだ)を経て、心身共に這う這うの体で採卵日を迎えた。 幸いなことに、何とか採卵に足る卵子は卵巣で育…

8.体外受精への挑戦-②通院の大変さと仕事量の増加

体外受精のためには、当然ながら受精させる卵子を体から採取しなければならない。今回、私の選択した少しマイルドな排卵誘発方法では、採卵のタイミングを見計らうために、1~2日毎の通院を2~3回繰り返し、注射や服用薬を調整しながら採卵日を決定する。 ba…

8.体外受精への挑戦-①排卵誘発方法の選択

一言に体外受精と言っても、排卵誘発の方法はいくつかある。他クリニックのホームページなどをいくつか見てみると、排卵誘発剤をバンバン使って多くの卵子を排卵させる一般的な方法から、1ヶ月に1つ自然に排卵される卵子を利用するものまで、クリニック毎に…

7.タイミング指導から体外受精へ

8月から始めたタイミング指導だったが、11月から排卵誘発剤(クロミッド)を処方されるようになった。 baby-waiting-blog.hatenablog.com 薬まで飲んでしまえば妊娠できるのでは…と、その効果に期待を寄せつつ、成果が全く出ないまま季節は冬になっていた。 年…

6.タイミング指導

不妊に関して決定的な原因が見つからなかった私達は、とりあえずタイミング指導で様子を見ることにした。 baby-waiting-blog.hatenablog.com 毎朝の基礎体温の記録はもちろんのこと、月1回の、 指定日の通院→医師による排卵見込み日に合わせた夫婦生活→自宅…

5.検査結果と費用

治療がスタートする前からヘトヘトになりながら受けた卵管造影や血液検査等の一連の検査結果は以下のようなものだった。 (私)・子宮に1つポリープがあったため摘出。・卵管口が平均より小さいことが判明。ただし、妊娠が無理というレベルでは無い。・その他…

4.一連の検査を受ける・上司への報告

本格的な治療を開始する前に、卵管造影や血液検査等の検査一式を受け、不妊原因を明らかにするのはクリニックの方針だった。 1ヶ月の間に受ける検査は複数あり、それらは生理周期によるホルモンの状況に合わせて実施される。仕事の都合とは一切関係無いタイ…

3.いざ病院へ(初診)

私が選んだのは予約さえ取れれば受診してもらえる、都会の某有名クリニックだった。 baby-waiting-blog.hatenablog.com 患者の総量規制があって、初診まで数ヶ月待ちというシステムではない代わりに、予約が競争状態でとにかく取りづらかった。 はやる心を抑…

2.病院選び

不妊治療を始めようと決意した時、病院選びでかなり悩んだ。実は当時、仕事の関係で通常の産科自体が不足している地方都市に住んでいたからだ。 もちろん近隣に不妊治療の専門病院などあるはずも無い。近く(と言っても遠い)の産科のある病院は、妊婦検診やお…

1.不妊治療の始まり

年下の夫と結婚したのは30代中盤。比較的遅めの結婚だったこともあり、すぐにでも子供が欲しいと思っていた。 とある有名アプリなどを駆使し、独自のタイミング法で1年間妊活に取り組んだが、残念ながら妊娠には至らず…。夫と相談の上、不妊治療専門クリニッ…