地方で働きながらの不妊治療!満身創痍

30代後半、地方で働きながら取り組んだ不妊治療の記録です。

着床前診断

18.不妊治療総括-⑥着床前診断

過去記事の通り、私達夫婦は体外受精の過程で 、着床前の受精卵の染色体異常を調べる着床前診断(PGS検査)を利用した。 それは私達の不妊治療には必要なことだった。 『命の選別』等、賛否両論ある検査だが、私達夫婦がこの技術によってどんなに助けられたか…

15.妊娠中期-④地方の妊婦の視点から出生前診断・着床前診断を考える

以前の記事でも書いたが、私は不妊治療の体外受精の2回目の採卵・受精の際、胚盤胞まで育った受精卵の染色体異常を調べる着床前診断(PGS)をした。 baby-waiting-blog.hatenablog.com baby-waiting-blog.hatenablog.com 結果、3度目の正直の移植で妊娠に至…

12.着床前診断のこと-④結び

様々な議論のある着床前診断。一般的に言われている論点や利点等の概要については、過去記事にも記載した通りである。 baby-waiting-blog.hatenablog.com そして、一般論に追加して、経験者(染色体検査(PGS)の分野で)として感じた検査の一番大きな利点は、 …

12.着床前診断のこと-③結果

熟慮の末実施を決めた着床前診断。検査に出した5日目に胚盤胞に至った貴重なG5 AAの検査結果は以下のようなものだった。 2個:異常無し 1個:染色体14番のトリソミーのモザイク 1個:染色体16番のトリソミー ※トリソミーとは染色体が通常より1本多い状態 ※モ…

12.着床前診断のこと-②内容

着床前診断の捉え方については医療機関毎に違いがあるようだ。 結構有名な専門クリニックでも、遺伝子検査(PGD)も染色体検査(PGS)も行わない所もあれば、日本産婦人科学会の指針に反して検査を行い、学会から資格停止処分をくらったり、院長が学会から退会す…

12.着床前診断のこと-①決断

今回の内容については、様々な考えから受け入れられないという人もいるかもしれません。不快になった方がいらっしゃればどうかご容赦を。 着床前診断という言葉をご存知だろうか。 不妊治療の体外受精を経験した人であれば、恐らく聞いたことはあるだろう。…