地方で働きながらの不妊治療!満身創痍

30代後半、地方で働きながら取り組んだ不妊治療の記録です。

3.いざ病院へ(初診)

 私が選んだのは予約さえ取れれば受診してもらえる、都会の某有名クリニックだった。

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患者の総量規制があって、初診まで数ヶ月待ちというシステムではない代わりに、予約が競争状態でとにかく取りづらかった。

はやる心を抑えつつ、何とかクリニックの門を叩いた私だが、そこからが驚きの連続だった。


 とにかくすごい人!人!人!予約をしているのに凄い待つ、凄い待たされる。そして、治療の流れを説明する人、採血・注射をする人、薬の説明をする人、診察をする医師 etc というように、徹底した分業体制が敷かれていた。

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 クリニックのシステムが分からず、オドオドしながら何とか一連の行程を3時間以上かけて終了した。診察結果は…内診や超音波では問題は見当たらないとのことだった!

医師からの前向きに頑張ろうとのコメントもあり、子宮卵管造影や一定の周期間に行う血液検査等々、より専門的な検査を行うための検査予約を取って帰路についた。


 一連の検査は1ヶ月の生理周期に合わせて行っていくことになるため、その間ちょくちょく仕事を休まなければならなくなるが、幸いその時期仕事は落ち着いており、休暇取得の目途も立っていた。何より、不妊治療の泥沼をまだ知らなかった私は、最初の検査さえ乗り越えて、原因に合わせた治療さえ始めれば何とかなるだろうという甘い見通しにより、初見は問題無しという結果に上機嫌で帰路についた。

 

けれど今なら分かる。治療さえ始めればなんとかなるという考えは本当に甘いものだったのだと…。