地方で働きながらの不妊治療!満身創痍

30代後半、地方で働きながら取り組んだ不妊治療の記録です。

14.妊娠確認後-⑨病院の母親学級(平日…)

 妊娠13週の地元病院での診察の際、病院主催の母親学級を案内された。聞けば丁度私位の週数の人を対象とした月に1回の教室が3日後にあるとのことだ。

平日開催だったのと、悪阻の関係で、あまり乗り気では無かったのだが、面談した病院の保健士さんの強い勧めと、何とか仕事の調整がつきそうだったので急遽参加することにした。

 

 地元病院への転院により、赤ちゃんに異常が無ければ、しばらくは月に1回の定期検診に行くだけでよくなったとは言え、全く悪阻が治まらなかった私は、不妊治療クリニックで受けていた栄養補給の3時間点滴を地元病院でも受けていた。そのため、朝早めの時間に検診予約をしていても、

 

受付→採血・採尿→検診→3時間点滴→会計

 

となると、ほぼ一日コースとなってしまう。検診毎に会社を休まなければならない状況は変わりなかったため、さらに休みを重ねることにも罪悪感があった。が、赤ちゃんのために必要であれば仕方が無い…。

 

 悪阻でゲロゲロになりながらも市役所で母子手帳をもらった時にも、市主催の母親学級の案内をもらった。しかし、その全てが平日開催で…働いている人も多い昨今、この手の教室が平日だけというのはどうなのかな…と思わずにいられなかった。

後から調べると、土日に母親学級を開催する市町村や病院もあるようなので、私の住んでいた地域での対応がイマイチだということなのか…。

 

そして3日後の母親学級では…

 

悪阻がきつすぎて正直内容が全然頭に残りませんでした!

 

 栄養バランスのある食事ということで、前日に食べた食事の栄養素計算をしたのだが…

朝→食べられず 昼→リンゴ1個 夜→リンゴ1個

が状態化していた私の計算は一瞬で終わってしまった。そこで周りを見渡すと…

 

『何か皆さん一生懸命計算してる…、えっ、この時期の妊婦って、ほとんどの人が悪阻で大変なんじゃないの!?えっ???』

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この時、私は自分が少し微妙な立ち位置にいるのではないかという予感に襲われた。

 

 そして休憩時間…。

 同じ境遇の女性が集まれば、知らない人同士でもおしゃべりに花が咲く。私も席が近い人達と話していたのだが…悪阻が無かったという人や、悪阻?そんなのもう終わってるよ、という感じの人達ばかりだった。周りを見ても、私と同様悪阻できつそうな人は1、2名ほどしか居ない…。

 

 えっ!?

 

 自らの悪阻が普通よりも重めで、長引いていることを知った瞬間だった。

不妊治療でやっと赤ちゃんを授かったと思ったら重度の悪阻…。私は本当に妊娠との相性が悪いのだな…。