地方で働きながらの不妊治療!満身創痍

30代後半、地方で働きながら取り組んだ不妊治療の記録です。

11.5.小噺-③不妊治療中の自主的我慢生活

 ちょっと重いお話が続いたので、小噺を3回ほど挟むの第3弾です!

 

 不妊治療中は色々気を遣うことが多かった。

 まずは体を冷やさない!ということで、服装に気を付け、暑くても冷たい飲み物・食べ物を控えた。

妊娠を助けるとされる葉酸を摂取するため、ホウレンソウや枝豆を多めに食べたりした。

そしてカフェインフリー生活!紅茶大好き人間の私にはきつかった…。カフェインレスのお茶で代用したけどね!

そしてよく医師から言われたのは『ストレスをためないこと!』でもこれは完全に無理(笑)。

まず治療そのものがストレスの塊だったし、個人の特殊事情で診察毎の採血も大変だった。

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そして、体外受精へのステップアップ後は、採卵や自己注射を始めとして私にとって強烈な施術が目白押しで、それでも妊娠に至らないのだからストレスMaxである。

そして仕事との両立!これでもう限界を超えていた。

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  さらに、地味にストレス原となっていたのが、不妊治療開始時からしていた自主的我慢生活だ。

既にお腹に子供がいるかもしれない!と思うと、特に排卵予定日辺りから妊娠判定日までの約半月は、何となく、走ったりかがんだり重いものを持ったりと、妊婦はしない方が良いと言われていることを避けた方がいいんじゃないかという気になって、色々自主的に我慢したり避けたりしていた。

 

 このせいで少し困ったのがアルコール問題!医師からは少々だったら大丈夫と言われていたが、お腹に赤ちゃんが宿っているかも!と思うと飲む気になれない。

一方で、不幸にも不妊治療を始めた年、私は職場の飲み会の幹事に当たっており、飲んでも飲まなくても飲み会を1年間運営しなければならならなかった。

さらに運が悪いことに、お酒を飲みたくないタイミングに限って、飲み会が重なってしまうという悲劇に見舞われていた。

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 最初から飲めないキャラであれば良かったのだが…不妊治療開始前迄は、飲み会で普通に(多めに?)アルコールを飲んでいたことを知られているので、急に一滴もお酒を飲まなくなった私に対し、

『何で?』とか『もしかしておめでた?』

とか、酔った勢いで色言ってくる同僚が結構いて…。

正直辛かった…。

まさか不妊治療のことを話すわけにもいかないので、

『今飲んでいる薬との飲み合わせが悪くて~。』

と、適当にごまかしてはいたが。。。

 

 医師からは特定の薬を飲んでいる期間以外禁止はされていなかったので、勝手に自分で自分の首を絞めているだけだったのだが、飲んで妊娠判定がダメだった時、お酒のせいにしてしまうかも…。と思うと、どうしても飲めなかった。

でも、これも一種の不妊治療あるあるだったのだ…と、私は思っている。